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新型コロナウイルス感染拡大の影響で、テレワークなどの新しい働き方が急速に拡大しました。その結果、企業も労働者も、必ずしもオフィスに足を運ばずにできる仕事がたくさんあることを体感しています。 日本全体が共有しているこの新しい体感を背景に、労働者や求職者たちにおいては、仕事や生活に対する急激な心理変化が生じています。この心理変化をリアルタイムかつ的確に捉えることが、キャリアアドバイザーには求められています。
「働き方改革」という言葉が叫ばれて久しい昨今。「働く方々が、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で『選択』できるようにするための改革」と定義される「働き方改革」ですが、この考え方が動き出した背景には、日本における次のような課題がありました。
これらの課題解消に向け、労働基準法改正などが進む中、2020年から日本を、そして世界を新型コロナウイルスが襲いました。
新型コロナウイルスの感染拡大による労働市場への影響は、くしくも「働き方改革」の課題とリンク。多くの企業がテレワークを取り入れたり会議のweb化を進めたりなど対策をとる中、時間に余裕が生まれる労働者が増加し、ひいては人生における仕事との関わり方について考える人も増加。求職者が仕事や企業に求めるものも、急速に変化しています。
「働き方改革」の背景にあった課題と新型コロナウイルス感染拡大は、多くの労働者が自身のキャリアを見直すきっかけとなったようです。内閣府が行ったアンケート調査では、次のような興味深い結果が得られています。
他のアンケート結果も踏まえると、多くの労働者が「働き方改革」と新型コロナウイルス、とりわけ後者の影響により自身のキャリアを見直す方向へと流れ始めている実態が分かりました。
なお、キャリア見直しのきっかけは新型コロナウイルスの影響が大きかったものの、見直しの方向としては「新たなチャレンジを考えるようになった」「資格取得を目指したいと思った」など、ポジティブな方向への見直しが多かった点にも注目です。
それらキャリアの見直しを背景に、新しい働き方として「副業」や「フリーランス」など、特定の企業に所属しない働き方を求める人も増加したと言われています。
クラウドソーシングサービスで知られる「ランサーズ」の調査によると、2020年に1062万人だった日本のフリーランス人口は、2021年、一気に1670万人まで急増。フリーランスとしてのカウント対象には「過去12ヶ月で副業収入が1円でもあった人」も含まれているため、多くの方の体感とは異なる数値かもしれませんが、「自由業系フリーワーカー」「自営業系独立オーナー」という本業フリーランスの人口も同じ1年で354万人から859万人まで急増していることに鑑みると、新しい働き方としてフリーランスが急増中であることは間違いないようです。
もちろん、新型コロナウイルス感染拡大による失職により、やむを得ずフリーランスになった人口も多いことは考慮しなければなりません。
「働き方改革」という考え方が生まれた日本の課題、および、予期せず世界的に拡大した新型コロナウイルスの影響により、労働者・求職者の仕事に対する考え方が急激に変化しています。また、その考え方の変化は、確実に労働市場での「数値」となって現れています。
今後キャリアアドバイザーを目指す方々は、労働者・求職者における心理変化を的確に捉えることが大切です。視線を固定させることなく、常に時代の心理変化を見据えた仕事が、次世代のキャリアアドバイザーには求められます。
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トライトグループ人材サービスを展開し、創業からこれまで連続成長を実現。2020年には、TS工建からトライトへと社名変更を行い、新たなステージに突入しています。
「挑む人と、ともに挑む。」をビジョンに掲げ、挑戦する人を応援する社風は創業以来変わらず、より働きやすい・働きがいのある、「社員が誇りを持って働ける会社」を目指し、日々進化。
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皆さんがご自身の“働きがい”を改めて考え、発見することに役立てていただければと思います。
1975年創業。「そこにない未来を創る」をビジョンに、広告・マーケティング、人材事業などを展開。
2021年6月にマザーズ上場を果たし、企業の働きがいやSDGsへの取り組みなどを市場調査、分析し、自社にも役立てるとともに、日本で働く人、社会のための「SDGs」や「働きやすさ・働きがい」について考えていく一端にしたいという思いで制作しています。